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映画好きな人にも、そうでない人にも観てほしい映画がある。


・・・ここって何のブログだっけ?








第10位,ソナチネ /北野武

ソナチネ

たけしなんてどうせヤクザ映画ばっかりでしょ?
そういうイメージがあるかもしれませんが、その通りです。

舞台は沖縄。
小さなヤクザの組と組の衝突を描いたバイオレンス映画。

国内にもファンは多いと思うが、初期の北野映画は必見。深作欣二にも負けてない。
特にお勧めしたいのが『その男、凶暴につき』『3-4x10月』、そしてこの『ソナチネ』である。
教科書通りの映画作法に飽きた人にはたまらない。
常識はずれのカメラワークとカット割り、それでいて映像が本来持っていた遊びの部分も忘れず盛り込まれている。
ロシアンルーレットのシーンを私は何度も見返した。
一見するとおもしろネタを放り込んだだけのようだが、この映画のシンボルであり物語を支える要になっている。

これ以上はネタバレになってしまうので語れないのが悔しい。
とにかく“初期の”北野映画は素晴らしい。これにつきる。










第9位,007 カジノロワイヤル

カジノ

私の中では007シリーズナンバー1。
新ボンド役のダニエルクレイグが大ハマり、紳士的かつ野蛮な身のこなしがグッド。

冒頭の逃走劇から「この映画は当りだ」と確信させられた。
フリーランニングを取り入れた逃走アクションはこれまでにもあったが、
この映画を超える規模の大きさと、緩急の上手いアクションシーンに仕上げられているものは他にない。
CG合成のとんでもアクションが売りだった007から、実演アクションに重きを置くようになったのは良い傾向だ。

『ロシアより愛を込めて』に並ぶ名作だと思う。









第8位,日の名残り /ジェームズアイボリー

日の名残り

アンソニーホプキンス演じる執事の静かなる激動の人生。

反骨精神を描く物語の面白さは定番だが、耐え抜く忠義の物語の面白さがこの映画にはある。
執事長としての誇りと主人への忠義が強すぎるあまり、愛する人さえも避けてしまうのは日本の侍をも思い起こさせる。

20代の私が言うのもなんだが、年を取る事を改めて噛み締めさせる映画だと思う。

ジェームズアイボリーの作品は『日の名残り』に次いで『眺めのいい部屋』が好きです。
こちらはうってかわって女の自立を描いた力強い映画です。








第7位,家族ゲーム /森田芳光

家族ゲーム

知らない人にとっては「櫻井翔のドラマじゃないの?」と思うかもしれませんが、あれはゴミです。
現役映画監督を貫いたまま、二年前に亡くなられた森田芳光の最高傑作。

松田優作演じる家庭教師が、不思議な家族を巻き込み巻き込まれる感動も糞もないヒューマンドラマ。

この映画を見るまで、私の松田優作に対する俳優としての力量をあなどっていたのだが、
異様な雰囲気と異常性を作り出す天才だと感心させられた。とにかく彼の演技が異様なのだ。
父親役の伊丹十三もなかなか濃い俳優だが、この映画の中だと一番まともな人間に見えてしまうのがまた可笑しい。

画面いっぱいのテーブル、そこにダヴィンチの『最後の晩餐』のように座る家族と家庭教師。
異様な空間はフラストレーションを貯め続けたあげく、暴発、そして更なる異物感を与えてくる。
作品全体に漂う圧迫感と支配感は、まるでサド侯爵の小説のようだ。









第6位,その男ヴァンダム /マブルク・エル・メクリ

JCVD

かつてアクションスターのトップとしてハリウッドで活躍したジャン・クロード・ヴァンダム。
しかし、今となっては彼は対種に忘れられた過去のスター。大きな映画の出演依頼もなくなった。
そんな半ば失墜した彼に連続して降り掛かる不幸をおもしろ可笑しく、かつ大真面目に自虐したエッセイ的映画である。

大胆な長回しとカット割りは映画ファンにはたまらない。
ヴァンダムが空手をしないで、演技をしているところに感動すら覚える。
はっきり言ってストーリーは酷く退屈なものだが、それを吹っ飛ばすくらいのパワーをもった作品になっている。
その力強さの源は、ヴァンダムから語られる悲壮がまるでドキュメンタリーそのものだからだろう。











第5位,利休 /勅使河原宏

利休

茶人利休と秀吉の関係を中心とした物語。

映画ファンの間でも案外語られる事の少ない勅使河原宏監督。
安部公房原作の『砂の女』を映画化した事でも有名だ。

彼の武器はとにかく美術。
華道家勅使河原蒼風の長男であり、月草流三代目家元の名は伊達ではない。
一流の美術品に囲まれたロケセットは、まるで本当に秀吉が蒐集した宝箱のようだった。
利休と秀吉の友情と決裂は歴史ドラマでもよく目にするが、ここまで細部に凝ったものは他にない。

山田洋次が「凄い作品だがあまり知られていない」と表現したのが忘れられない。山田洋次は自身を皮肉ったのだろう笑。
しかし「凄い作品」という表現に異論はない。
最近になってようやくDVD化されたそうなので、是非とも一度目に通しておいてほしい。









第4位,トウキョウソナタ /黒沢清

トウキョウソナタ

おかしな家族が、おかしな不幸と境遇に振り回される家族ドラマ。

ホラー映画で有名な黒沢清だが、私の中では『トウキョウソナタ』が彼のベスト1。

黒沢清の映画の面白さはいつ考えても謎。
台詞回しは不自然だし、ラストに演奏されるドビュッシーの「月の光」というチョイスもチャチだと思う。
だが最高に面白い映画なのだ。
電車の騒音と照明も、窓から吹き込む雨も、香川照之のいびきも、黒沢監督の感性の証明なのだ。
私は黒沢清のロジックよりも、そのセンスに魅入られているのだと思う。









第3位,泥の河 /小栗康平

泥の河

これが小栗監督のデビュー作だと知って驚愕した。
こんな処女作なんてない。普通はない。ベテラン監督がようやく生み出せた傑作ではないか!

戦後間もない頃。時代に振り回される子供達。
子供達は時代の鏡であって、彼らの成せることは狭く限られている。
しかし子供達の間には子供達の社会がある。
その社会の中から断片を記憶して、彼らは経験を積んでゆくのだ。
私は相米慎二の描く子供達も大好きだが、それを凌駕するほど『泥の河』はエネルギーに満ち満ちている。








第2位,山猫 /ルキーノ・ヴィスコンティ

山猫

ヴィスコンティ作品は『ルートヴィヒ』かこの『山猫』かで悩んだが、人に紹介するのなら『山猫』でしょう。
毎度ながら貴族の衰退と、醜き美しさを描かせたら世界一。

ヴィスコンティの作品はVHSとDVDでほとんど所持している。
『夏の嵐』も『家族の肖像』も大傑作だが、その中でも『山猫』を選んだのには訳がある。

彼の物語は衰退の後の崩壊までを描く。
しかし山猫では老衰の後に待っているのは継承なのだ。まさに有終の美を迎えたまま幕を閉じる。
たしかに物語を盛り上げるような激しさは少なく物足りなく感じる人もいるかもしれない。貴族の崩壊こそがヴィスコンティに求められているのも事実だ。
それでも老いた主人公の後ろ姿を写すラストショットは、私に取って生涯忘れられない画になっている。










第1位,エル・スール /ビクトル・エリセ

エルスール

『ミツバチのささやき』のビクトル・エリセ監督と言えばわかってもらえるだろうか。

私にとって世界で最も美しい映画。
何もかもが完璧に構成されている、そんな映画ではない。
この映画には、少女と父の関係性だけが孕む歯痒さと特殊な愛情が濃縮されている。

原作の小説は、少女の成長を描いたいわゆる教養小説と呼ばれている。
映画版『エル・スール』にとって教養はさして重要ではない。
少女の成長が「母以外の情勢への愛」という父の秘密を理解させてしまうことに肝がある。

そしてなんといっても、ビクトル・エリセの持つ独特な空間美と時間の使い方は素晴らしい。
『ミツバチのささやき』から更に磨きがかかっている。

物語の伏線の張り方は地味だが、「父がある音楽に気付くシーン」は格別。この映画の最高潮の感動と言えるだろう。
見てない人には絶対にオススメしたい映画だ。
大きなレンタルビデオ店でないと置いていないのが玉に傷。

















殿堂入り, 
½ (ハッカニブンノイチ) フェデリコ・フェリーニ

812

この映画について語るのはもはやナンセンス。

「人生は祭りだ、共に生きよう」











以上です。 ながい!

ネタバレしないように気を付けていたら結果何も言っていないに等しい紹介文になってしまいましたが、上記に上げた作品は本当におすすめなので、もし観ていない作品があったら観てほしいです。
たまにはスロット以外の趣味に興じるのもいいんじゃないでしょうか。

ちなみにゴダールの次回作は3Dだよ、テラワロロロローンwwwww

次回からは平常運転で参ります。




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